新生児とのリアルな生活!二児のパパ保育士がレポート

子育て

これから赤ちゃんが生まれる予定の方々は、赤ちゃんが家にいる生活はどんなものか気になりますよね。 二児の子育て経験から、リアルな生活をお伝えします。赤ちゃんが退院したその日からの生活を予習できます。赤ちゃんに対する理解を深め、あなたの産後の不安を和らげます。

退院日→初産婦は生後5日、経産婦は4日

パパ
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赤ちゃんとママはいつ帰ってくるんだろう。いつまでにいどんな用意をしたらいい?

結論、初めての出産なら、生まれた日を0日として、5日目に退院になります。赤ちゃんを迎える準備は、退院日に間に合うように計画的に行えると良いですね。

退院日の流れ

退院日は、パートナーやおじいちゃんおばあちゃんの手助けが必要です。ママの入院のために必要だったたくさんの荷物を持ち帰るため、荷物を持つ人と赤ちゃんを抱っこする人が必要なのです。

パパや祖父母が準備をしてお迎え

帰る手段が車や電車、タクシーなどによっても、必要なものが変わってきます。まず、共通して必要な準備物は 入院費(現金払いの場合)病院に提出する書類おくるみ 天候によって、雨具、日傘など 車の場合 新生児対応のチャイルドシートが必要です。法律で義務付けられているため、必ず用意しましょう。

バスやタクシーの場合 特に準備は必要ありません。タクシーやバスはチャイルドシートの着用が免除されています。しかし、バスは揺れが赤ちゃんの怪我につながることもありえます。なので、なるべくタクシーを利用することを個人的にオススメします。

電車の場合 新生児にも使用できるベビーカーがあると便利です。ベビーカーには、おくるみを留めておけるクリップが100均で売っているので、事前に取り付けておくと役に立ちます。

病院へ支払い

出産育児一時金(赤ちゃんが産まれたらもらえる50万円)を入院費が超えてしまい、支払いがある場合は、可能な支払い方法を確認しておきましょう。カードで払えない産院の場合は、パパに現金を持ってきてもらう必要がありますよね。その場合はママがパパに連絡しておきましょう。 出産育児一時金の受け取り方法は、3通りあります。
詳しくはこちらの記事で解説しています。
>>産休、育休はいつから?給付金の種類や給料の計算方法を解説

赤ちゃんと共に退院、帰宅

赤ちゃんはまだ体温調節がうまくありません。そのため、帰る時は赤ちゃんをおくるみに包みます。夏でとても暑い場合は日傘をさしてあげましょう。

新生児子育ての1日のスケジュール

生後6日記録から、1日のスケジュールを見てみましょう。前提として、うちは混合(母乳とミルク両方赤ちゃんに与えること)で育てています。 ピヨログの画像 1日の授乳回数→17回 (ミルク4回、母乳13回)※画像では右乳と左乳で2回とカウントされてしまうため、実際より多く表示されています おしっこ6回 うんち5回 睡眠時間の合計→約10時間半 実際のスケジュールと、新生児の発達を照らし合わせてみます。
新生児の発達に関しては、こちらのサイトを参考にしました →サイト

赤ちゃんは1日10〜18時間寝る

生後数ヶ月は、赤ちゃんは昼夜の区別がなく、寝たり起きたりを繰り返します。一度に眠るのは、1〜3時間ほどです。お腹が空くと起きて、お腹がいっぱいになると寝るか、しばらく起きてから眠るかが繰り返されます。

授乳は2〜3時間に1回 赤ちゃんは、まだ一度に多くのミルクや母乳を飲むことができません。そのため、2〜3時間おきのこまめな授乳が必要になります。母乳の出が悪く、足りない場合はミルクで補うようにします。
ミルクの作り方を知りたい方はこちら
>>粉ミルクの作り方での注意点は?落とし穴と正しい作り方を解説

おむつはこまめに替えてあげる必要がある

新生児は、ほぼ授乳のたびにうんちをします。(さながらロケット鉛筆のようですね笑)うんちは、お尻がかぶれる原因になるので、出たらすぐにキレイにしてあげましょう。授乳中に出た場合は、授乳後におむつを替えればokです。わざわざ中断する必要はないので、満足するまで飲ませてあげましょう。

沐浴は退院日から毎日やる

沐浴は、赤ちゃんの清潔のために退院日から毎日行います。沐浴をもっと詳しく知りたい方はこちらの記事で解説しています。
>>【保育士監修】沐浴の手順と必要な準備物まとめ

赤ちゃんを迎える前にやっておくべきこと

赤ちゃん用品を揃える

こちらの記事で、産前に用意しておきたい赤ちゃんグッズを挙げています。 →赤ちゃん用品記事

赤ちゃんが寝る場所などを決めておく

赤ちゃんベビーベッドやベビー布団はどこに配置するか。その周辺に、倒れてきたり落ちてきたりしそうな危険なものはないか。などを確認しておきましょう。

家を掃除する・危険なものをしまう

赤ちゃんは、最初の数ヶ月は寝ているだけですが、生後半年頃から動きが活発になってきます。それを見越して、今から口に入れられないような尖った物や汚い物が床に無い状態にしておくと良いです。

空気清浄機のフィルターやエアコンの内部など、赤ちゃんが吸う空気に関するところもしっかりキレイにしたいですよね。 私は、産前にハウスクリーニングを利用して、エアコンのクリーニングとお風呂場のクリーニングを依頼しました。

エアコンは風量が上がり、空調が効きやすくてとても快適になりました。お風呂場も、引っ越した当初のようなピカピカの床と浴槽にしてもらい、感動しました。 自分ではやりづらいところの掃除は、外注するのがとても便利でオススメです。 私が実際に利用したハウスクリーニングはこちらです。自信を持ってオススメできます。

0ヶ月を乗り越えるコツ5選

出産のダメージが残っている中、生活もガラッと変わり、ママにとっては子育てで一番大変な時期かもしれません。そんな状況を少しでも楽にするための工夫を5個に絞って紹介します。

簡単な食事でok。たくさんストックをしておく

産後は、何よりも大人の睡眠時間の確保が大切です。ご飯パックや、レンチンおかずなどのレトルト食品や、片手で食べられる物をストックしておき、食事の準備に手間がかからないようにする方が良いです。

たまにお店のものが食べたくなる時もありますよね。そんな時も、ウーバーイーツや出前などを利用して、うまくストレス発散していきましょう。

赤ちゃんが寝たら、大人も寝る

赤ちゃんが寝たら、大人は家事や食事をしますよね。その後、好きな動画を見たり、ゲームをしたり、趣味をしたり。やりたいことがたくさんあると思います。しかし、この時間に睡眠をとることをオススメします。

好きなことをして、「さあ少し寝ようかな」と思った瞬間に、赤ちゃんが起きてくる時間になります。すると、かなりの眠気がある状態で赤ちゃんの対応をしなければいけなくなります。これがとても辛いです。 好きなことをやりたい気持ちはとてもわかりますが、産後2ヶ月くらいは睡眠を優先しましょう。「子育てに余裕ができてきたな」と感じたら、やるのも良いと思います。

夜は、夫婦で協力しながら対応する

里帰り出産をしない場合です。 夜泣き対応は、産後の1番辛い時間になります。パパが育休を取れず、産後も変わらず仕事がある状況だとしても、夜泣き対応をママに全て任せてはいけません。 出産のダメージもまだ残っている状態に加え、慢性的な睡眠不足になってしまい、産後うつの可能性が高くなってしまいます。

  • パパが帰ってきてから、家事を全てやる
  • ママが授乳しなくてもいいよう、ミルクをあげてママを寝かせてあげる
  • 買い物をして帰り、ママのための食事の作り置きを作ってあげる
  • 夜に泣いた時に、一度対応してミルクや寝かしつけをやってあげる

など、他にも様々なママを助ける方法があると思います。もちろんパパにも仕事があり、ある程度寝ないといけないので、できるものを協力して産後をうまく乗り越えてほしいと思います。

楽できる家事は、楽をする。家電に課金をする

家事は、完璧を求めるのをやめると楽になります。例を挙げると

  • 食器は、食事のたびに洗うのではなくまとめて洗う
  • 洗濯物は乾けばok。シワは気にしない
  • 食事はオールレトルト。栄養はサプリやプロテインで補助
  • 掃除は汚れたら。定期的に掃除するのをやめる

このように最低限の家事さえできていればokです。もっと楽にしたいという方は、こちらの記事がオススメです。ミニマリストの方が、究極まで家事を時短し、楽にする生活を解説しています。 → https://www.hoikushi-ikuji.top/housework/

多めにあると楽なグッズは多めに買う

家事はまとめてやればやるほど楽になります。具体的に例を挙げると、

  • 哺乳瓶を多く買って、まとめて洗うことで洗う回数を減らす
  • 赤ちゃんの服を多めに買って、洗濯の必要回数を減らす(洗濯しないと赤ちゃんの服がない!という状況を無くす
  • ) ビニールの袋や手袋、お尻拭きは長い期間で大量に使うので、100均やAmazonなどでまとめ買いしておく
  • おむつは、気に入ったメーカーがあれば定期配送で注文

このように工夫をしていくことで、家事を楽にしたり、睡眠時間を多く取ったりすることに繋げていけます。可能なものはぜひ実践してみてください。

最後に

赤ちゃんがおうちにくると、生活がガラッと一変し、しばらくは大変になります。なので、先人の知恵をもとに、子育てを楽にしていきましょう! 生後1ヶ月の生活は、こちらの記事で書いています。 →1ヶ月の赤ちゃんは目が合う?!おしゃべりする?!リアルな生活を二児のパパ保育士がレポート

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