歩行器って、検索すると「歩行器 よくない」と出てきますよね。でも、使っている人も周りに居るし、大手メーカも作っているし、いろんな情報があって悩んでしまいますよね。
私は、子どもの発達を勉強しながら7年間保育士をしています。実際の子ども姿と心身の成長を見てきました。
そこでこの記事では、保育士目線での歩行器のメリット、デメリットを解説し、あなたの歩行器選びのお手伝いをします。
この記事を読めば、歩行器がもつ事故のリスクや、発達に与えるデメリットを知った上で購入できるため、正しい判断ができるようになります。
僕が7年かけて勉強した子どもの発達と、歩行器がもっている危険性、発達の妨げといわれている理由をしっかり解説します。
また、歩行器にはしっかりメリットもあるので、知りたい人は最後まで読んでください。
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歩行器の目的は、発達ではなく親の時間確保
歩行器に、発達を促す効果はありません。むしろ、早すぎる歩行の獲得は、体幹や足が育ちきっていないのに歩くことになり、正しくない歩行になってしまう可能性も。
歩行器を使う目的は、「家事の時にちょっとひとりで遊んでてほしいな‥」というときに、子どもの相手をしてくれる物だと思ってもらって大丈夫です。
歩行器の対象年齢は7~8ヶ月と書いてあるが、その子に合わせてOK
販売されている歩行器のほとんどが、対象年齢を7~8ヶ月としています。しかし、自分でお座りできるようになってからという基準も書かれていて、その子の発達に合わせて使用するようにも、記載があります。
しかし、保育士目線で言えば、まだまだ7~8ヶ月は早すぎると思います。つかまり立ちをしても安定している、11ヶ月頃であれば、発達に悪影響が出るのを減らせるのではないか、と思います。
赤ちゃんが歩行器を使うメリット
・大人が家事などのやりたいことが出来る:子どもを歩行器で遊ばせている間に、家事、休憩などの大人がやりたいことをやり時間を確保できます。
・目線が高くなり、赤ちゃんの機嫌がよくなるし、興味や意欲を引き出せる。:目線が高い方が色々な物が見えるので、子どもにとっては楽しいです。色々な物を見て、「あれはなんだろう?」と、興味を引き出すことにもつながります。
・いざというときの安全確保:例えば、お皿を割ってしまったときに。お二位チャの姉ちゃんが嘔吐したとき。このような、赤ちゃんに離れた場所に居ててほしいときに、歩行器は役立ちます。
赤ちゃんが歩行器を使うデメリット
・体や足の発達に良い影響はない:まだ自然に獲得していない姿勢を保持するため、間違った歩き方を覚えたり、体の緊張が強くなって姿勢が悪くなったりすることにつながってしまいます。
・事故につながる可能性がある:転倒事故や、階段から落ちてしまうなどの危険性がり、事故を防ぐ工夫をする必要があります。
歩行器を使用するときの注意点
・1回20分まで。1日1~2時間まで:長時間の使用は、赤ちゃんの体に普天がかかりやすくなります。デメリットも考えると、使う時間は1回20分以内。1日の合計は1~2時間以内にとどめておきましょう。
・高さの調節に注意。かかと全体がつく高さに:赤ちゃんのかかと全体がしっかりと地面につき、少し曲がるくらいの高さにしましょう。低すぎると、転倒の危険がありますし、高すぎるとつま先立ちの状態になり、足の発達に良くないです。
・使うときは、平らな広い場所で:段差がある場所や狭い場所では、転倒や転落などの事故につながりやすいです。床に物がたくさん落ちていないかも、注意しましょう。
歩行器を選ぶときに見るべきポイント
・転倒防止機能がついているか:事故を防ぐため、必須の機能です。転倒防止機能がついている物を購入することをお勧めします。
・高さ調節機能はついているか:赤ちゃんの体が大きくなるにつれて、高さの調節が必要です。3ヶ月以上使う予定であれば、高さ調節機能がついている物を購入しましょう。
・部屋のサイズに合っているか:歩行器の使用には、十分なスペースが必要です。購入後の置き場所や、使用できるスペースをよく考えた上で購入、レンタルしましょう。
・使用期間は短いため、レンタルか購入か検討するべし:結論、コスパがいいのは購入です。赤ちゃんの歩行器(「~~ウォーカー」という名前で売られていることが多いです)の相場は、3000円台から10000円台が相場です。レンタルの相場は、新品で6000円台の物をレンタルしようとすると、1ヶ月間で4000円程かかるようです。(もっと安いところもあるかもしれないので、ご自身で調べてみてください)まとめると、
レンタルがオススメの人は
・短期間しか使用しない
・スペースに余裕がないため、使用が終わったら返したい
・合わなかったら嫌だから、色々試したい
購入がオススメの人は
・数ヶ月使用する予定。次の子にも使いたい
・スペース、置き場所がある
・コスパを重視したい
まとめ
歩行器は、大人の時間を作るために、子どもに遊ばせておく大きいおもちゃです。メリット、デメリットを理解してから、使用するかを検討してくださいね!
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