赤ちゃんの泣き声は、親にとっては赤ちゃんが何かを伝えようとしている合図です。赤ちゃんが泣く原因はさまざまな理由が考えられます。
本記事では、赤ちゃんが泣き止まないときに確認すべきポイントや対処法について解説します。赤ちゃんが泣いたときには、片っ端から試してみてください。
この記事分かること
- 赤ちゃんが泣いたときは、どんな理由があるか
- 泣いたときの理由別の対応方法
- 泣き止まないときには、体調不良を疑い医療機関へ
赤ちゃんが泣く時は、基本的に理由がある
赤ちゃんは言葉が話せないため、お腹が空いた等の不快なことは、泣いてパパやママに伝えようとします。泣く原因を見つけて対応することで、泣かなくなることが多いです。
稀に何をしても泣き続けることがあります。その時は、落ち着くまで抱っこしてあげて様子を見ましょう。
赤ちゃんが泣き止まない原因
確率が高く、当てはまりやすいものから挙げていきます。
オムツ
うんちやおしっこをしていて、それが気持ち悪くて泣いていることは多いです。オムツには、おしっこが出たら色が変わって、脱がさなくても分かるようになっている線があります。まずはその線を確認してみましょう。
お腹が空いている
赤ちゃんは、2時間〜3時間を目安にお腹が空きます。すると、寝てたとしても泣いて起きることが多いです。抱っこした時に、お乳を探すように口をパクパクさせていたり、口の横をちょんちょんと触ってみた時に、吸いつこうとする様子があったら、お腹が空いているサインです。授乳をしましょう。
まずは、前回の授乳からどのくらいの時間が経ったかを確認してから授乳をしてください。赤ちゃんが泣いたからといって、すぐにミルクや母乳を飲ませると、飲ませ過ぎて吐き戻す原因になってしまいます。
ゲップが出なくて苦しい
授乳後は、吐き戻しを防ぐためにゲップをさせる必要があります。しかし、赤ちゃんはまだ上手にゲップを出せません。大人がゲップを出させる体勢にさせても、すぐには出ないものです。
そんな時は、しばらく抱っこして、お腹が落ち着くのを待ちましょう。そして、再度ゲップの体勢にしてみてください。どうしても出ない時は、吐き戻しても窒息しないように横向きで布団に寝かせるようにしましょう。
眠いのに寝れない
うまく眠りにつけず、その眠さでグズることがあります。抱っこで寝かしつけ、目を閉じて眠ったと思っても、すぐには布団に降ろさずに深い眠りになってから、そっと布団に寝かせるようにしましょう。
かまってほしい、抱っこしてほしい
生後1ヶ月ほどになると、親とも目が合うようになり、親の存在を認識し始めます。布団に置かれると泣き出し、抱っこされると泣き止む。そんな時は、抱っこを求めているのでしばらく抱っこをしてあげてください。
服が濡れている
たまに、おしっこやうんちがオムツからはみ出して、服が濡れていることがあります。オムツを取り替えるときは、服が濡れていないかもチェックするようにしましょう。
暑い、寒い
外に出たり、部屋に入ったりした時には、その都度暑過ぎないか、寒過ぎないかを確認しましょう。
外出時は、上着やおくるみで調節するのがおすすめです!
痛い、痒い、体調が悪い
上記のどれも当てはまらず、抱っこしても泣き続けているときは、これらの可能性を考えましょう。熱を測り、アザや肌荒れがないか、子どもの健康観察をして泣きの原因がないかを探してみましょう。
発熱している場合は、小児科を受診してください。ぐったりしていたり、水分やミルクが全く摂れなかったりしているような、緊急性がある場合は、『#8000』の子ども医療でんわ相談のダイヤルにかけて、状況を伝え指示を聞いてください。
泣き声がつらいときは
大きな泣き声をずっと聞いていると、大人もつらいですよね。そんなときは、耳栓やイヤーマフ、ゴムで出来たイヤーピースのイヤホンをつけてみてください。耳に入る泣き声を減らすことができて、少し楽になります。
最後に
子どもが泣き続けると、どうしようと不安になってしまいますよね。ですが、焦らずに原因をしっかりと探してみましょう。
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