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「ベビーバス、いろんなタイプがあってどうしよう…」「どれくらい沐浴って必要なんだろう?」
初めて赤ちゃんが生まれる前の準備、ベビーバス選びって悩みますよね。
僕が育児休暇を取得し、実際に沐浴してきた中で、その悩みに答えが出ました。ずばり!エアータイプです。
この記事ではそれぞれのベビーバスの特徴、と、エアータイプがなぜオススメなのかを解説していきます。
この記事を読めば、あなた自身がベビーバスを使用するときのイメージがつき、どの商品を選べばいいか、分かるようになります。オススメの商品も最後に紹介しているので、是非最後まで読んでください。
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沐浴の基本
沐浴にはルールがあります。ここでは重要なことのみ解説します。もっと詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください
→【保育士監修】赤ちゃんの沐浴手順と必要な準備物まとめ
赤ちゃんは、大人と同じお湯NG
新生児の赤ちゃんは細菌などへの抵抗力が弱く、大人と同じお湯に入ることが出来ません。また、赤ちゃんは新陳代謝が活発なため、汗や皮脂汚れがたまりやすいです。そのため、赤ちゃん専用のお湯を用意して、体を洗ってあげる必要があります。
他にも、赤ちゃんのからだを見て健康状態をチェックしたり、あせもやおむつかぶれ等の肌トラブルがないかチェックもします。
生後1ヶ月、医師のOKで大人とお風呂可
赤ちゃんが1ヶ月検診で問題が無ければ、大人と同じお風呂には入れるようになります。
「じゃあ1ヶ月しか使わない?」と思うかもしれません。しかし、その頃から大人と一緒にお風呂は、かなり難しいです。まだ首も据わってないですし、浴槽は深くて危険です。うんちやおしっこをしてしまうかもしれません。
ベビーバスであれば、赤ちゃんが、ばたばたと手足を動かすようになっても、安心してお風呂に入れることが出来ます。
ベビーバスには、様々なタイプがある
ベビーバスには
- エアータイプ
- シンクタイプ
- 床置きタイプ
- 折りたたみタイプ
があります。それぞれのメリット、デメリットを解説していきます。
タイプ | メリット | デメリット | 価格 | 特徴 |
---|---|---|---|---|
エアータイプ | 柔らかく、けがをしにくい 持ち運びが便利 コンパクト | 乾かしづらくカビが生えやすい 穴があいたら使えなくなるリスク | 2,000〜5,000円 | 柔らかいビニール製。旅行や里帰りに便利だが耐久性に欠ける。 |
シンクタイプ | お湯ためが楽 かがむ必要がないため腰への負担が少ない 洗いやすい | 水はねの掃除が必要 シンクサイズを確認する手間がある | 1,000〜3,000円 | シンクにセットして使用。赤ちゃんが大きくなると使えない。 |
床置きタイプ | 安定感が抜群 丈夫で長持ち シンプル構造で手軽にお手入れ 多用途で使用可能(収納、プール、桶など) | 収納時に場所を取る シンクで使えないサイズが多い | 2,000〜10,000円 | 硬いプラスチック製。耐久性が高く、次の子にも使える。 |
折りたたみタイプ | 収納しやすい 長期間使用可能(対象年齢4歳までの商品もあり) 多用途で使用可能(洗濯カゴ、収納、プールなど) | 使うたびに折りたたみ・展開が手間 股ストッパーがない 別売りでネットやクッションが必要な場合がある | 3,000〜8,000円 | 折りたたみ可能で収納性能が高いが、使用時に注意が必要。 |
エアータイプ
エアータイプは、ビニールの中に空気を入れて膨らませて使います。柔らかいので、赤ちゃんがあたっても安心。股部分に、ずり落ちないように股ストッパーが付いている商品が多く、初めてのパパやママでも安心して使うことが出来ます。
空気を抜くとコンパクトになります。空気を入れに5分程かかるものの、旅行や里帰り等、持ち運びが出来て便利です。しばらく使っていると、少~しずつ空気が抜けていくのを入れ直す必要があります。
価格帯は2000〜5000円ほど。対象月齢が0〜6ヶ月のものは2,500円以下、それ以上の長く使える商品は2500円以上となる傾向があります。ただ、他のタイプに比べて素材がビニールで出来ているため、次の子に使える程長持ちはしないでしょう。穴が開いたら使えなくなるリスクもあります。
洗い方は、濡らした布で拭いてから乾かすだけで大丈夫です。ビニールの隙間に水がたまりやすく、カビの原因になるので、しっかり拭くようにしましょう。
メリット:柔らかく、けがをしにくい。軽い。空気を抜けばコンパクトになるため、帰省や旅行に持って行ける。電動のポンプを使えば、楽に膨らませられる。
デメリット:乾かしづらいため、カビが生えやすい。穴があいたら使えなくなるというリスクがある。
シンクタイプ
シンクタイプは、キッチンや洗面台にセットして使えるタイプです。水道の近くで使えるので、水の出し入れがとても楽。かがむ必要がないので、腰が楽というのが一番のメリットです。ただ、シンクで行うためのコンパクトサイズなので、赤ちゃんが大きくなると使えなくなります。
洗い方は、水で洗って乾かすだけでokです。コンパクトなのでサッと洗えますね。赤ちゃんが動いてバシャバシャすると、シンク周りに水がはねるのでその掃除も必要です。
価格は1000円~3000円ほど。コンパクトな分、安価な物が多いですね。赤ちゃんが沐浴を卒業した後は、桶や収納としての使い方も出来る物もあります。
メリット:シンクで使えるため、お湯をためるのが楽。かがむ必要がない分、腰への負担が少ない
デメリット:水がはねると掃除が大変。シンクのサイズを確認し、合ったサイズを調べる必要がある
床置きタイプ
硬いプラスチックで作られていて、底に滑り止めがついている商品が多く、安定感は全タイプナンバーワンです。赤ちゃんが多少動くくらいでは、グラつくことはないでしょう。使うときに膨らませたり組み立てたりする手間もありません。
股ストッパーがついている商品も多く、初めてのパパやママにも向いています。洗い方は、水で洗えばokです。隙間や凹凸がなく、洗いやすい形をしています。
ただ、比較的大きいので場所を取ります。収納場所は先に確保しておきましょう。価格帯は2000〜10,000円ほどです。丈夫で劣化しにくいため、2人目以降の子供にも同じベビーバスを使い回したい方におすすめです。また、沐浴卒業後は収納、プール、桶などの使い道がある商品もあります。
メリット:安定感があり、底に滑り止めがあるため、安全。とても丈夫。シンプル構造で、手軽にお手入れ。
デメリット:収納の時に場所を取る。シンクで使えない大きさの物が多い。
折りたたみタイプ
収納時は7〜12cm程の厚さになります。折りたたみも展開も、パッと出来るのでそこまでストレスになりません。収納面ではダントツの性能で、お家のスペースが限られている方におすすめです。
折りたたむ関係で、股ストッパーはありません。不安な人は他のタイプにするか、赤ちゃんをバス内で支えるバスネットやクッションが付属の商品を調べてみましょう。ネットやクッションは、別売りでも販売しているので、付属品がなければ別で買いましょう。
洗い方は水で洗えばokですが、折りたたみの溝に水がたまりやすいのでしっかり乾かしましょう。また使用中に、たたむ方向に力が加わるとベビーバスの形が崩れてしまう危険があるため、注意しましょう。
価格帯は3000〜8,000円ほど。他のタイプよりサイズが大きめで、対象年齢も4歳まで等長く使える物が多いです。沐浴卒業後は、洗濯カゴ、桶、収納、プールなど、多様な使い方が可能です。
メリット:収納しやすい。折りたたむとスリムになり、隙間にしまえてかさばらない。長く使用できる。サイズが大きめ。
デメリット:使うたびにたたんだり広げたりする手間がある。使用中にたたむ方向に力が加わると、形が崩れる可能性がある。股にストッパーがない。別売りでネットやクッションを買う必要がある物もある。
初めての沐浴なら欲しい機能5選
いろんな機能、タイプがあって、「結局どれが良いの?」となってしまいますよね。僕が実際子育てしていて、これだけはほしい!と思う機能は以下の五つです。
- 背中の傾斜
- 股ストッパー
- シンクで使える
- バスの軽さ
- 安定感
実は、エアータイプだとすべてを兼ね備えているんです。だから、強くオススメできます。ここからは実体験を交えながら話していきます。
背中の傾斜
背中の傾斜があると、赤ちゃんの頭を支える手が疲れにくくなります。初めての沐浴はスムーズに行かず手間取り、時間がかかってしまうもの。そこで、手が楽になる背中の傾斜には助けられました。エアータイプには、背中の傾斜がある商品が多いです。
股ストッパー
股ストッパーがあると、赤ちゃんを片手で支えるのがとても楽です。沐浴は、片手で赤ちゃんを支えて、もう片方の手で赤ちゃんを洗わなければいけないですよね。股にストッパーがあれば、赤ちゃんの頭の後ろをもってあげれば安定します。エアータイプには、長くてしっかりとした股ストッパーがある商品が多いです。
おそらく、沐浴経験者の僕ですら、いま股ストッパー無しで沐浴したら、「ストッパーなしで首の据わってない赤ちゃんを片手でどう支えるの?!」となってしまいます。初めてのパパやママならなおさらですね。股ストッパーは必須機能です!
シンクで使える
ベビーバスが入るサイズのシンクがある方は、絶対にシンクで沐浴してください!!!床置きで沐浴は、かなりの確率で腰を痛めます。これは、本当に必須機能です。エアータイプには、実はシンクで使えるサイズが多いんです。(狭めのシンクでも、空気少なめにしてぐいぐい押し込めば入るなんて力技も)
ベビーバスの軽さ
産後のパパやママは、100%寝不足でつらい思いをします。そのときに、重い物を運ぶのは、精神的にも肉体的にも大変です。軽いベビーバスでサッと準備できる方が良いですね。ほとんど空気でとても軽いおかげで、お風呂場に貼れる強めの吸盤フックに引っかけることが出来ます。このお手軽さも、エアータイプならではです。
安定感
安定感に関しては、赤ちゃんが多少手足を動かしてバシャバシャしても倒れない安定感がほしいです。今後、大人と一緒にお風呂に入るときに子どもの居場所としても使う場合は、さらに安定感がほしいですね。安定感がなさそうと思われそうなエアータイプですが、子どもの居場所として使っても、倒れることはほぼありません。
実はあまり重要じゃ無い機能
僕が使用していて、いらないなと思う機能は、
・止水栓
・沐浴卒業後の使用用途(プールなど)
の二つです。止水栓は、エアータイプであればの話ですが、ヘリを押してへこませれば、栓を開けるよりも速く排水できます。ある程度水を減らせば、後はひっくり返してフックにかければokなので楽ちん。止水栓はなくてもいいかなと思います。
沐浴卒業後の使用用途ですが、収納であれば収納用品。プールであればプール。そのものを買う方が使い勝手が良いでしょう。
結論、エアータイプが最強
エアータイプは全てのいいとこ取りをしつつ、安定感など必要最低限の機能も兼ね備えた最強タイプ!その中でも、オススメの商品を紹介していきます。
価格は、セールによっても変動するので、気になるものがあったらぜひ確認してみてください!
オススメのエアータイプベビーバス4選
リッチェルふかふかベビーバスW(ダブル)

材質 | ポリ塩化ビニル (PVC) |
商品の寸法 | 68L x 47W x 29H cm |
このベビーバスは、高さが低めで、新生児~3ヶ月頃が対象です。股ストッパーも小さめになっています。しかし、長めで幅もしっかりあるので、ゆったりと赤ちゃんを沐浴することが出来ます。
リッチェルふかふかベビーバスプラス

材質 | 塩化ビニル樹脂、合成ゴム、ポリウレタン |
商品の寸法 | 69L x 47W x 28H cm |
ダブルとの違いは、何より材質が丈夫になっていることです。そして、空気入れ作業も楽にできるようになっています。
股ストッパーは、空気を入れるポンプにもなっていて、上から押し込むと床面へ空気を入れることが出来ます。逆止構造になっているので、道具なしでも簡単に空気を入れられます。
0~6ヶ月が対象と、長く使えるのも良いポイントですね。
リッチェルふかふかベビーバス ステップアップ

商品の寸法 | 66L x 41W x 42.5H cm |
この特徴的な背もたれは、だっこクッションです。このクッションのおかげで、お座り姿勢が保てるので、2ヶ月頃からワンオペお風呂のお風呂待ちに使えます。7ヶ月頃~12ヶ月頃にはバスチェアとして使うことが出来ます。そのため、対象年齢は0~12ヶ月です。
アンジュスマイル クラウンベビーバス

商品の寸法 | 64L x 42W x 39H cm |
この商品は、デザインがかわいいです。赤ちゃんの頭の上に王冠があり、まるで王様のような見た目になるのは楽しいですね。ポンプも付属されているので、わざわざ買う必要が無いのも助かります。
さいごに
僕の主観が多く入ってしまいましたが、オススメは本当にシンクで使えるエアータイプです。ですが、シンクが狭くて風呂場で沐浴するしかない方もいらっしゃいますよね。その状況の人にオススメなのは、折りたたみタイプです。シンクが狭い=お家のスペースが限られているという場合が多いと思います。なので
シンクで沐浴可能な方は、エアータイプ。
シンク不可の方は、折りたたみタイプ。
を、おすすめします。
ベビーバス以外の沐浴に必要なものはこちらの記事で紹介しています
→沐浴の準備物は何が必要?必要な機能は?先輩パパが徹底解説
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