子どもの眠りが浅い?その原因と家庭でできる対策

子育て

子どもがなかなか寝ない、眠りが浅いという問題は、多くの家庭で起こりがちです。この記事では、子どもの眠りが浅い原因と、家庭でできる対策についてお伝えしていきます。

昼寝のタイミングや長さ、寝る前の環境、食事など、子どもの眠りに影響を与える要素をから、より質の高い睡眠を促すための対策をお伝えします。子どもの眠りのために、一緒に取り組んでみましょう。

子どもがなかなか寝ない…その原因とは

昼寝が長すぎる、遅すぎる

2時間以上の長い昼寝や、15時以降の昼寝は夜に眠れなくなる原因になってしまいます。昼寝は、長くとも1時間半にして、15時には起きるようにしましょう。

寝る前に興奮してしまう

寝る前に激しい遊びをしたり、きょうだい喧嘩をしたり、大人に叱られたりしてしまうと、興奮してしまって寝つきが悪くなります。できるだけ大人は穏やかに、落ち着いて寝かしつけたほうがいいですね。

寝る直前まで明るいとこにいる、画面を見ている

体内時計は、見ている光によって影響を受けています。強い光を見ると昼だ、暗さを感じると夕方だ、というように体内時計を調整しています。そのため、寝る直前まで明るさを感じていると、寝つきの悪さに繋がってしまいます。

遅寝が習慣化している

毎日同じ時間に寝たり起きたりしていると、体はそれに慣れていきます。自然とその時間に起きたり、眠くなったりするようになります。そのため、遅寝の習慣がついてしまっていると、その時間まで眠くならなくなっていることもあります。

子どもの眠りが浅い理由とその対策

深い眠りが出るのは1歳半以降

1歳半以降にメラトニンの分泌量が高まることによって、夜の眠りのリズムが大人と同じようになってきます。なので、それ以前は眠りが浅かったり、夜泣きをしたりするのは自然なことなのです。

眠る環境に問題がある

部屋が明るかったり、隣の部屋から音が聞こえてきたり、いびきをかく人が隣にいたり。そのような音や光の刺激のある状況だと、子どもは熟睡することができず、眠りが浅くなりがちです。

夜ごはんが遅いor多い

睡眠時に消化が終了していないと、消化にエネルギーが使われてしまい、睡眠の質が低下する要因になります。おすすめは、1時間前に腹八分目の夕食にすることです。

子どもの眠りのためにできる対策

家庭でできる、眠りを深くする対策はたくさんあります。できそうなものから始めてみましょう!

早起き

早く起きることで、早めの昼寝につながります。朝の時間もゆとりをもって過ごせるようにもなりますね。6~7時には起きるようにしましょう。

運動量の確保

ある程度の運動をすることで、疲れて眠気へとつながります。特に、朝に散歩をしたり公園に行ったりすることによって、昼寝を早めることにつながるのでおすすめです。

夕方の照明は暗くする

眠気を出すホルモン(メラトニン)は、暗さを感じることによって、分泌が高まります。明るい部屋にいると、分泌量が減ってしまうため、夕食後は間接照明にするなどして、部屋を暗くしましょう。

夕方~夜は特にブルーライトに注意

メラトニンの分泌の妨げになってしまいます。特に、ブルーライトは強い光で脳を興奮させ、疲弊に繋がります。テレビやゲーム、スマホの使用は制限をしましょう。

眠るときは暗く、静かな環境にする

音や光の刺激によって、眠りは浅くなってしまいます。部屋は真っ暗にして、子どもが寝たら音をたてないように過ごしましょう。

また、可能であれば、子どもと添い寝はせず、布団は別にしましょう。親の寝返りや寝相の悪さも、子どもの眠りを妨げる要因になります。

さいごに

子どもの眠りが浅い、という悩みが解決されれば、夜泣きが減ることにもなります。親の安眠を手に入れるためにも、できるものから対策を取り組んでみてください!

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